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Archive for 2014年4月

はがすときに痛くない絆創膏(医療用粘着テープ)「優肌絆」・ほくろ除去にも

KenUは3月末に個人病院で痔の手術をした訳ですが、病院からの指示で術後の毎日の自分での処置として、丸めたコットン不織布を肛門にあてて病院からもらった絆創膏(ばんそうこう、医療用粘着テープ、サージカルテープ)を使っておしりに固定し、出血や浸出液で汚れるたびに1日に何度も交換していました。
何度もテープを貼ったり剥がしたりするので、おしりの皮膚も弱くなって、剥がすときにピリピリして痛かったです。

そんな時に思い出したのが下写真↓の ” 優肌絆 ”(「ゆうきばん」と読む。)。
これ、貼って剥がしても痛くないんですよ。
皮膚への刺激も少なくて、肌を痛めにくい。

優肌絆スキンカラー

YU-KI BAN Skin Color Made in Japan

この製品名の由来は、お肌に優しいばんそこうという意味だと思います。

しかも、安全・安心のメイドインジャパン^^。
こちらでは別の公立病院の中に入っているファミリーマートで1巻172円(税込み)で販売されています。
それで、早速購入してきました。

優肌絆スキンカラー(病院内コンビニエンスストアーにて販売)

優肌絆スキンカラー(病院内コンビニエンスストアーにて販売)

販売元の日東メディカルのホームページ(←参照リンク)の優肌絆に関するサイト(←参照リンク)を見てみると優肌絆にはラインナップとして、スキンカラーの他に白色、肌色、プラスティックなどありますが、恐らく病院から指定されているのでしょうね、スキンカラーのみが販売されています。

まあ確かにスキンカラーさえあれば他の種類はいらない気がします。

優肌絆スキンカラーと白色絆創膏貼付時の色調比較

優肌絆スキンカラーと白色絆創膏貼付時の色調比較

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実は、この優肌絆スキンカラーには数年前に下の娘(次女)がお世話になっています。

娘には生まれつきこめかみ近くに比較的大きな黒子(ほくろ)がありました。
先天性色素性母斑というやつです。
小学生の頃にはいじめの原因にもなっていたりしたようです。
そして、高校生になってから公立病院の整形外科でほくろを除去する手術(保険適用)を受けて、そのときに優肌絆にお世話になったという訳です。

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ほくろの位置と大きさのイメージのイラストを描いて見ました。
下イラストの赤色に塗った部分がホクロで、横10mm×縦20mmくらいの大きさがあったと思います。

ほくろの位置と大きさのイメージ

ほくろの位置と大きさのイメージ

実際に行った手術は、麻酔をしてメスで切除して縫合するといった簡単なものでした。

ほくろを切除し縫合したところに、縫合創の保護・保湿と日焼け防止(紫外線UV防御)とマスキング(覆い隠す)のために5mmくらいの長さに切った優肌絆スキンカラーを傷口と直角方向に並べて貼って、入浴時に毎日張り替えるように医師からの指示があり、途中2週間目くらいに抜糸した後も約3箇月間貼り替え続けていました。

肌を痛めない優肌絆だから毎日交換できたんですね。

ほくろの処置のイメージも下にイラストで示しましたが、優肌絆スキンカラーを縫合創の上にじかにイラスト右のように貼ります。
傷跡に直に貼るというのは意外でした。
縫い跡も隆起せず肥厚性瘢痕になることなく、パッと見た目ほとんど分からない程に治りました。
このテーピングは傷口をきれいに治す効果があるそうです。「テーピングについて」←参照リンク(独立行政法人 国立病院機構 埼玉病院より)

左:ほくろ 中:切除縫合創 右:優肌絆貼付

左:ほくろ 中:切除縫合創 右:優肌絆貼付

こめかみ辺りの同じ場所、しかも縫合したところの上に直接毎日貼って剥がすなんてことは優肌絆以外のテープでもできるのでしょうか?。

なお当然のことながら、この時の優肌絆は病院からの支給ではなく、病院内コンビニで自分で購入してくださいとのことでした。

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それで、なぜ優肌絆は貼ってはがす時に痛くないのか?
一般の絆創膏と何が違うのか? どう違うのか?
調べてみました。

優肌絆には、一般の絆創膏とは異なった ” ゲル粘着剤 ” という粘着剤が使用されています。

ゲル粘着剤についてKenUから分かりやすく説明しにくいのですが、アクリル粘着剤のマトリックス中に油性成分を抱え込んでいるのでプニュプニュしてネットリした感じで肌に密着するようにくっつく粘着剤になっています。

説明がへたですみません^^;

これの何がいいのかというと、剥がしたときに皮膚の角質層が保護されます。
わかりやすく説明するために、自分の皮膚を使って実験してみました。
下の写真の左側は何もしていないセロファンテープで、右側はKenUの手の甲に貼って剥がしたセロファンテープです。
右側は、白っぽく皮膚の模様が見えていますが、これが剥離した角質です。

優肌絆は、普通の絆創膏に比べて角質層の剥離が少なくて肌を痛めにくいんです。
だから剥がす時にピリピリしたり痛かったりしないんですね。

セロファンテープによる角質剥離(右)

セロファンテープによる角質剥離(右)

先ほどリンクを示した優肌絆のページでは、普通の粘着剤のテープを新聞紙に貼って剥がすと破れてしまうけれども、ゲル粘着剤のテープを新聞紙に貼って剥がしても破れないことを示す動画が公開されています。

しかし、実験条件が明確でなく、メーカー側で有利になるように何か仕組まれているかもしれないので、KenUも実験、検証してみました。

4/30朝日新聞の印刷図柄がほぼ同様の部分に優肌絆スキンカラーと他社(国内メーカー)白色絆創膏を軽く指で押し付けながら貼付し、20分間放置した後に普通の速さで剥がしました。
その結果、他社品では新聞紙が破れましたが、優肌絆ではインクが粘着剤に若干移りましたが紙が破れることはありませんでした。
なるほど、メーカーの説明に嘘はないようです(笑

優肌絆スキンカラーと他社白色絆創膏による新聞紙貼付剥離比較(左:貼付時、右:20分後に剥離)

優肌絆スキンカラーと他社白色絆創膏による新聞紙貼付剥離比較(左:貼付時、右:20分後に剥離)

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それにしてもこの製品は薬局やドラッグストアではまったく見かけませんね。
ニーズはあると思うんだけどなぁ。
メーカー自身がドラッグストアに普及させようという意欲がないのかも知れませんね。

ちなみに、優肌絆スキンカラーのテープの基材は不織布ということですが、紙テープっぽい素材なので指でちぎることが出来ます。
急な時でもハサミがなくても使用可能です。

Amazonでは優肌絆スキンカラーの1巻売りは見つかりません。
白色の優肌絆(不織布)は日東メディカルの関連会社の二トムズから一巻入り製品がラインナップされています。
紫外線をブロックする必要がない用途なら、スキンカラーではないこれでも良いと思いますが、巻き数が少なかったり(m数が短かい)、ブリスターパック包装になっていたりするので、コストはやや高めになっています。

ニトムズ 優肌絆 肌にやさしいテープ 不織布(白) 12mm×4.5m
←Amazonで見てみる。

ニトムズさんは、ラインナップに優肌絆スキンカラーを加えて、紙箱の簡易包装仕様で販売すればよいのではないかと思います。

楽天ショップには優肌絆スキンカラーをばら売りしているところがありました。
クロネコDM便や定形外郵便対応かどうかはショップに問い合わせてみてください。

ドラッグストアに無いのはメーカー知名度の関係ですかねぇ?
ホームページもこの分野で大手のニチバンに比べたら・・・・だし?

良い製品なのにもったいない。

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D1規格リフィル多機能ペン(マルチペン)比較一覧表をつくってみた。

さて、前回「rotringボールペン(マルチペン)がお気に入りでおすすめ」という記事を書きましたが、せっかくなので国際規格(ISO) D1替芯およびその互換性がある日本工業規格(JIS) 形式D替芯が使用できるマルチペンのメーカーサイト等から数値を拾ってきて比較一覧表をつくってみました。

マルチペン(Multi Function Pen)選びの参考になるかな?

十分に気をつけて情報を集めたつもりですが、もし記載に間違い等があったらごめんなさい。

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まずは4機能ペン(ボールペン3色+シャープペンシル)・・・

D1リフィル使用4機能マルチペン比較一覧表

D1リフィル使用4機能マルチペン比較一覧表(クリックすると別ウィンドウで拡大表示)

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つぎに3機能ペン(ボールペン2色+シャープペンシル)・・・

D1リフィル使用3機能マルチペン比較一覧表

D1リフィル使用3機能マルチペン比較一覧表(クリックすると別ウィンドウで拡大表示)

なお、ボールペンの文字太さは、細字;Fineを(F)、中字;Mediumを(M)で示しました。
文字の太さをボール径で示しているメーカーがありますが、0.7mmボール径を中字と表示しているメーカーもあれば細字と表示しているメーカーもあるので、ここでは0.5mm径を(F)、0.7mm径を(M)としました。
ボール径が同じでも、インクの粘性(粘度;ねばりけ)で文字の太さが変わると思いますので、参考にならないかも知れません。

また、製品・機種選定は回転式、振り子式のものにし、KenU的にデザインがスマートと思われるものにしました。
そういう理由で、三菱鉛筆uniジェットストリームにもD1リフィルがありますが三菱鉛筆のマルチペンは一覧表に入れていません。

KenUはロットリングのリフィル(替芯)もペンのボディー自身もおすすめなのですが、軽いのが好きな人、重いのが好きな人、太いのが好きな人、細いのが好きな人、好みは人それぞれなので気に入ったものを選ばれると良いと思います。

書き味とか文字の太さについては、前回の記事でも書きましたが、表に示したメーカーと三菱uniジェットストリームは数値上は互換性がありますから、実際の互換性に注意して自分が書きやすいと思うメーカーの替芯と交換して使用するのも良いと思います。
ゼブラの4C※の替芯はD1や形式Dと互換性がないので使用しないほうが良いと思います(前回記事参照)。
※4c:規格ではなく、メーカーの品名・品番コード番号。

Amazonのレビューを見ていると、どこのメーカーとは言いませんが、「シャーペンの芯がポキポキ折れる」「シャーペンが壊れた」「ボールペンの書き出しがかすれる」とたくさんのレビュー者から書かれているメーカーがありました。
その他、よくみるレビューが 「細くて力を入れないと滑りやすい」「つるつるして滑りやすい」「重くて長時間書くのは疲れる」「振ると中の替芯どうしがぶつかってカチャカチャする音がする」など。

以下、Amazonの画像リンクを貼りました。

4機能(3+1)ペン
 CROSS テックフォー
 rotring フォーインワン
 STAEDLER アバンギャルド
 LAMY 4ペン
 OHTO マルチスリム4
セーラー万年筆 クオードアルファ

3機能(2+1)ペン
 CROSS テックスリープラス
 rotring トリオペン
 STAEDLER アバンギャルドライト
 LAMY トライペン
 Parker ソネットマルチファンクション
 セーラー万年筆 マルシャンJP
 パイロット 2+1エボルト
 トンボ鉛筆 ズームL102

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何か気になるペンは見つかりましたか?

KenU的には、STEADLERアバンギャルドライト(←メーカーサイトリンク)とトンボ鉛筆ZOOM L102(←メーカーサイトリンク)がデザインもスマートだし軽そうで色も綺麗だなぁと思いました。

でAmazonからトンボ鉛筆 ZOOM(ズーム)L102 シャンパンゴールド色を1,484円で買ってみました。

Tombow ZOOM L102

Tombow ZOOM L102

シャンパンゴールド色は高級感があると思います。
KenUはどちらかというと重めのペンが好きなのですが、握った時の太さが丁度良いのか軽いけど書き心地も悪くないです。
うん、そしてスマートなボディーでカッコいい。 デザイン好きです。 いいね。
でも、rotring 4in1と比べて、長さ1mm、太さ0.5mmしか変わらないのに、なぜか大きく感じる。
長さをあと10mm短くした設計でも良いのではないかと思う。

これを購入した理由の一つに”超低粘smartインク”ってどうなんだろう? ジェットストリームみたいなのかなぁ?」と思ったということがあります。
そして、ボール径0.7mmのわりに、細い字、小さい文字が書けます。 書き味もなめらかです。 おっ、まあまあいいかも?

と思ったけどダメ。
KenU的に致命的な欠点があります。
書いていると時々インクが糸を引くんですね。 ペン先にもインクダマができてくる。
これをプレゼントする時には、rotringのマルチペン用替芯(D1リフィル)とかもつけた方が良いかもしれません。

シャープペンシルはポキポキと芯が折れることもなく普通に問題なく使用できます。

アルミ材質、軽量化という設計上仕方がないことなのですが、ペン先を戻すときの音が「パシャンッ!」というちょっと安っぽい音になります。
何度もペン先を出したり戻したりする癖のある人にとっては気に入らないかもしれませんね。

また、細かいことなんですがクリップの下にコの字型の凹みがあります。

製造不良なのかそういう仕様なのかトンボ鉛筆に問い合わせたところ、「こちらの凹み部は内部部品を固定するのに必要な凹みであり、ZOOM L102全ての商品におきまして、この凹みがございます。」だそうです。
うーん・・・気に入らないです。
せっかくのスタイリッシュなデザインが台無しです。クリップの下に隠すようにするのではなくてボディー横にもっと大きな凹みをつくってデザイン化するとか。トンボのエンブレムをはめるとか。

Tombow ZOOM L102クリップ下コの字形凹み

Tombow ZOOM L102クリップ下コの字形凹み

それから、アルミ材質という設計上仕方がないことなのですが、クリップにバネ機構を設けることができないので硬くて広がりにくくポケットに刺しにくいです。 メッキした樹脂製のクリップにしたほうが良かったのでは?

以上、KenUがレビューすると厳し目の評価でこんな感じになってしまいました。
トンボ鉛筆さんごめんなさい。
星をつけるとすると2つ(★★☆☆☆)です。

とりあえず、Parker FACETマルチペンに装着していた三菱鉛筆のジェットストリーム替芯をZOOM L102に付けて使用することにし、FACETのほうにはrotringのリフィルを取り付けました。

アバンギャルドライトも買ってみようかなと思ったのですが、アバンギャルドライトにもクリップ下にコの字型の凹みがあることが分かったので購入するのをやめました。

************** 関連記事 **************

rotringボールペン(マルチペン)がお気に入りでおすすめ

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カテゴリー:アイテム, デザイン

rotringボールペン(マルチペン)がお気に入りでおすすめ

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目 次
1.ロットリングのマルチペン
2.文書に使うボールペンは青色でもよいか?
3.公文書へのボールペンの使用
4.ボールペン替芯(リフィル)の互換性
5.オークションでボールペンを落札
6.替芯をジェットストリームに交換
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1.ロットリングのマルチペン

KenUは、仕事場ではロットリング(rotring)のTRIOPEN(トリオペン)というボールペンを、出先では同じくロットリングの4in1(フォーインワン)というボールペンを使用しています。

いわゆる多機能ペンとかマルチペン(multipen, Multi Function Pen)と言われるものです。

金属製の適度な重みと、最初に触れた時の金属のひんやりとした感触、使用感、細字の書き味が自分にはとても合っています。 インクのだまがボトッとでることも無くて、お気に入りのボールペンです。

ロットリング フォーインワン

rotring 4in1 (Four in One) ballpoint pen that body color is Graphite.

4in1は、ボールペン3色(黒・青・赤)と0.5mmシャープペンシルが搭載されています。
ボディーカラーはグラファイトで、長さ145ミリ、軸径10ミリ、重さ26gとなっています。

TRIOPENのほうは、ボールペン2色(黒・赤)と0.5mmシャープペンシルが搭載されていますが、仕事場では黒色を青色のリフィル(替芯)に交換して使用しています。
そういう訳で青インクがすぐになくなります。
 長さ145ミリ、軸径10ミリ、重さ22g
ボディーカラーは、黒とシルバーの2色あります。

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それで、今回”あっとエヌ(@N)楽天市場店”からISO D1規格の青色のリフィル(refill;替芯)筆記幅:F(細字)5本入りを、180円×5+157円(送料)=1057円で購入しました。

rotring multipen refill

rotring multipen BP refill Blue 5pcs *ロットリング D1 青色替芯 F(細字) 5本入り

rotring 4in1 ballpoint pen elements

rotring 4in1 ballpoint pen elements

rotring 4in1 inside

rotring 4in1 inside

rotring 4in1 clip

rotring 4in1 clip

重力振り子式(ペンデュラム・グラビティシステム(Pendulum Gravity System)というそうです。)で出したい芯のマークを上に向けた状態でノックするとペン先が出ます。

ペンをひっこめる時はクリップの上のほうを押すと、パチンと戻ります。

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2.文書に使うボールペンは青色でもよいか?

ところで、青色の替芯に交換して使用していると書きましたが、
仕事での文書記録やサインに青色のボールペンを使用する理由は、
1.複写機でコピーした時に原本と副本との区別がつきやすい。
2.フォーム形式の書類の手書き記入部分がどこなのか判別しやすい。
3.ISO等の審査員、その他の監査・査察に対して、分かり易く見やすい記録を示せる。
4.国際化にあわせて、青色ペンで署名する海外の慣習にも適合できる。
ということからです。
(※油性インクのみ使用可。水性インクは使用不可)

はい、ただし、社外向けの文書については黒色ペンが基本です。
ビジネスでは青色ペンでも問題ないとする意見、黒色でないとダメとする意見、賛否両論あるようですが、まあそんな議論をするよりも慣習的に黒色を使っておけば問題ないという理解でよいと思います。

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さて、それに関連して・・・

OK Waveとか教えて! gooとかYahoo知恵袋とか質問サイトに文書作成は黒色ペンか?青色ペンか?という類の質問が掲載されています。
そして、国の規程があるなど、色々と回答はされているのですが、一応KenUも調べてみました。

しかし、総務省、内閣府、文部科学省のホームページをみたのですが、使用するペンの色については、”公文書に関する国の規程”とか”国の指針”とか、ずばりコレッ!というものが見つけられませんでした。
公文書等の管理に関する法律(平成二十一年七月一日法律第六十六号)
行政文書の管理方策に関するガイドラインについて[PDF:96KB] (平成12年2月25日各省庁事務連絡会議申合せ)
公文書等の管理に関する法律施行令 [PDF:184KB](平成22年政令第250号)
行政文書の管理に関するガイドライン[PDF:520KB] (平成23 年4月1日内閣総理大臣決定)
これらのどこにも、ボールペンに関することやペンの色について書かれていないんですね。

みなさん、どこで何を見て何を根拠にして回答しているのでしょうか?
KenUが探し足りないだけかな?
誰かソース(出典)がわかる方がいましたら教えてください。

さて、「国」が言っているのは見つけられませんでしたが、都道府県、地方自治体、官公庁、独立行政法人、国公立大学等が個別に規程しているものはたくさん見つけられます。

例えば、

東京都公文規程施行細目(平成22年12月28日二二総総文第一二〇四号)の「二 公文書作成に用いる用紙、公文の表記手段等」に、「原則として、黒色、赤色若しくは青色のインクを用いてのペン若しくはボールペンによる手書き、パーソナルコンピュータによる印字、印刷又は複写とする。(注)ア 赤色インクのボールペンは、長期間利用保存される公文書の作成には用いない。」とあります。

その他、○○○公文書管理規程とか△△△公文書処理規則とか□□□公文取扱規程とかでは、「黒又は青のインク又はボールペンを用い、かい書によること。」というのがほとんどです。

ただし、注意が必要なのが、黒しか認めていないものも一部あります。 なぜか沖縄県では黒色だけとか。
また、公文書ではないのですが企業の履歴書も、青ペンも黒ペンもOKというところもあれば、黒のみということろもあります。

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では、海外は?

アメリカの法的文書の署名はコピーと判別し易いように青、医療記録は黒、軍の文書を黒で書いていたという軍人さんもいるし、ケースバイケースのようです。

Should legal documents be signed with blue or black pen?

Are official documents always signed in black ink?

イギリスからのKenU宛てメールのインボイスは、青ペンで記入されていました。

Royal Mail from UK

Invoice which was filled in with a pen of the blue on Royal Mail from UK

また、日本のトリオペンでは黒色、赤色、シャーペンの組み合わせがデフォルトですが、海外のトリオペンでは青色、赤色、シャーペンがデフォルトのものが沢山あります。
そういったことを考えると、海外では一般的に青色インクも使用されているのかも知れません。

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3.公文書へのボールペンの使用

それから、公文書へのボールペンの使用について検索すると「1970年に公文書においてボールペンの使用が認められるようになりました。」という同じ文章がいくつものサイトで見られます。
しかし、「1960年代にボールペンで出生届を書いた」という情報もあり、真偽の程は定かではありません。
これについても、誰かソース(出典)がわかる方がいましたら教えてください。

ちなみに、ISO 12757-2;1998, Roller ball pens and refills-Part2:Documentary use(DOC)、JIS S6039油性ボールペン及びレフィル、JIS S6054水性ボールペン及びレフィル、JIS S6061ゲルインキボールペン及びレフィルに公文書用ボールペンの規格があります。
なので、これらの規格を満たしているボールペンであれば、油性だけでなく水性でもゲルインキでも公文書に使用できることになります。
そして、これら規格の存在がボールペンを公文書に使用して良いことの根拠とできると思いますが、ISO12757-2の制定が1998年なので、「1970年に使用が認められた」と言われていることとは年代に乖離があることに注意が必要です。

KenUの推定では、1960年台からすでに公文書で使用されはじめ、1970年代に広く一般化したということなのではないか?と個人的に思っています。

国立公文書館所蔵公文書等保存状況等調査(←参照リンク)に古くからの公文書へのボールペンの使用が推測される内容が書かれており、調査委員に聞けばはっきりすると思います。

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以上、色々と調べてみましたが、一般的、常識的、通常、黒色と青色のどちらか?なんてことはどうでもいいんです。
決められた色のペンを使用すればいいのだから。

指定がなければ、何も難しいことを考えずに、黒色の油性ボールペンを使っておけばいいんです。
そこで青色を使っても良いのだろうか?なんて悩む必要はないと思います。
たいていの公文書は青でも黒でもOKのようですが、例外もあるし、保険金請求とか契約書類とか私文書は黒色指定も多いし、日本国内ではあえて青色を使用する場面はほとんどないので、常に黒色を使っていれば間違い無いしなんら問題はないでしょう。

どうしても青色を使ってみたいという人は、それが青色で記入して良い文書なのか良く確かめてから実行しましょうね。

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4.ボールペン替芯(リフィル)の互換性

また、ボールペンの話に戻りますが・・・

外国製のボールペンは、国際規格(ISO)の「ISO 12757-1:1998 Ball point pens and refills – Part 1: General use」にリフィルのサイズが規定されています。
マルチペン用のD1リフィルは、全長 67.00(+ 0.3) mm、軸後部の直径 2.35(-0.05) mm、軸前部の直径 2.35(+0.05) mmとなっています。
D1 multipen refills – Cult Pens(←参照リンク)
Refills Catalogue – PDF Version – Premec(←参照リンク)

国内のボールペンは、日本工業規格(JIS)の「JIS S6061ゲルインキボールペン及びレフィル」、「JIS S6054水性ボールペン及びレフィル」、「JIS S6039油性ボールペン及びレフィル」にリフィルのサイズが規定されています。

JISの中身はこちらから検索して見る事が出来ます。→ http://www.jisc.go.jp/app/JPS/JPSO0020.html

JISの形式Dのリフィルは、全長 67.00(+ 0.3) mm、軸後部の直径 2.35(-0.05) mm、軸前部の直径 2.35(+0.05) mmとなっていて、ISOのD1リフィルとサイズ的には同じで互換性があります。

JIS規格 形式Dリフィルサイズ

JIS規格 形式Dリフィルサイズ Drawn by KenU

それもそのはずISO規格を基準にJIS規格が作成されているのですから。

他に4C規格というのをネット上で目にしますが、これはゼブラのメーカー規格の品名・品番コード番号であって、ISOやJISのようなオーソライズされた規格名ではありません。
4C芯は、ISOのD1規格やJISの形式D規格とは寸法(径;芯の太さ)が異なるようです。
情報によると、D1規格のボールペンに4Cリフィルを装着していると、D1リフィルを刺したときにゆるくなってしまい、4C芯以外は受け入れられないボディーになってしまうということらしいです(笑。

国内メーカーのボールペン用のインクにはいろいろと特徴的なものがあるので、互換性に注意してメーカー違いのリフィルに入れ替えて使用しても良いかも知れません。
D1リフィルに似ている国産のリフィル(油性)を探して、メーカーカタログから数値を拾ってきて表にして見ました。

国内ボールペンメーカーD1リフィル互換性

国内ボールペンメーカーD1リフィル互換性(クリクすると別ウィンドウで拡大表示)

三菱鉛筆、PILOT、セーラー万年筆、トンボ鉛筆のリフィルが使えそうです。
プラチナ万年筆は太さが不明で、ぺんてるは径が細いのでゆるいでしょう。
ゼブラの4C芯は、D1規格よりもリフィル軸受けにはまる軸後部の直径が0.05mm~0.1mm太いのでゼブラ以外のボールペンには使用しないほうが良さそうです。
逆にゼブラのボールペンにD1、形式D規格のリフィルを使用するのは、ゆるゆるでなければ問題ないと思います。

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5.オークションでボールペンを落札

ここまでの記事を書いたあとで、ほかのrotringのマルチペンを探してみたら、すでに廃番のRotring Newton Trio Pen chrome(新品)というのをebayのオークションで見つけたので競ってみました。
でも、rotringのデザイン・性能を引き継いだParkerのFACET Trio multipen AGATE Steel blue(新品)もebayで見つけ、廃番だしこちらのほうがデザイン的に好きなので落札しました。 1bidsでしたが(笑。
 長さ137ミリ、軸径12ミリ、重さ29g
ロットリングのニュートントリオペンとの違いは6面体のボディーが16面体に変更になって、クリップがパーカーの弓矢形状になったことくらいです。
シャープペンシルは0.5mmです。
ボールペンは黒と赤の中字用なので他のリフィルに交換して使用しようと思います。

アルミのケースが付属しています。クリップの裏側のボタンを押すとペンが引っ込みます。

Parker facet multipen

PARKER FACET Trio multipen AGATE Steel blue

落札価格は£18.95(送料£6.95)、合計£25.9(¥4,411)。
£1高い値段でBuy it Nowでの購入も可能でした。
ちなみに、マルチペンではなく同じかたちの1色ボールペンもありますから間違わないように注意が必要です。

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6.替芯をジェットストリームに交換

Parker FACETマルチペンのデフォルトが中字だったので、三菱鉛筆 uniの細字の替芯ジェットストリーム(jetstream)0.5mm(SXR-200-05)に交換してみました。
地域の文具店で1本200円で購入しました。

uniジェットストリーム替芯

uni JETSTREAM SXR-200-05 refill

まず、ジェットストリームは4C規格ではなくD1規格互換なので、リフィル受けに替芯を刺した時の感じは、きついということも、ゆるいということもなく問題ありませんでした。

ただし、先端部分の径がParkerのリフィルよりわずかに細いのか、長さが若干短くてノックした時に先端のテーパー部分が出きらないのか、ペン先の穴と替芯との間のクリアランス(隙間)が大きくなったようで、書くときに若干ペン先がカタカタします。
気にする人には気に入らないかもしれません。

書き味はロットリングよりも、硬い感じで、ざらざらっとした感じです。
書きにくいということではないのですが、好き嫌いが分かれそうです。
ペン先が太いほうが柔らかい書き味になりますから、硬い感じを嫌う人は0.7mmを選ぶとよいかも知れません。

インクの色は、黒は真っ黒に書けるし、赤は明るめの赤でイタリアンレッドぽくて、とても良いです。

総合的には、KenUとしてはジェットストリームに満足です。
書き出しの文字のかすれについては、書くものの材質(紙質)にも影響されますし、ボールペンでは書き出す前に試し書きするのが基本だからあまり気にしていませんが、確かにジェットストリームはかすれにくい気がしました。

替芯の違いによる書き味の比較

替芯の違いによる書き味の比較

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油性ボールペン替芯/リフィル ジェットストリーム0.5mm SXR-200-05【黒】
 ←Amazonで見てみる。

************** 関連記事 **************

「D1規格リフィル多機能ペン(マルチペン)比較一覧表をつくってみた。」

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