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永久ストーマを造設して、1年10か月。
完全ではないですが、メンタル的にもだいぶ落ち着いてきたかな？
ということで、懐古的な話を書いてみます。
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KenUの直腸がん発見は、非常に稀なケースでした。
だって、” 肉眼 ” で見つかったのですから（笑
まちの医院で、痔の手術中に医師が、「直腸になんかある」って。
事前の注腸X線検査ではわからなかったんですね。
公立病院に転院し、内視鏡検査では直腸がんの他にも、S状結腸にもポリープが見つかり、ポリープはその場で切除しました。
直腸がんの治療方針・選択肢は、直腸と肛門とリンパ節を切除して、永久人工肛門を造設すること。
承諾したものの、手術後はそう簡単には受け入れられなかったです。
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術後のKenUは自虐的で、妻についつい自虐（自爆？）ネタばかりをこぼしていました。
それでも妻は、結構我慢して聞いてくれていました。
本当は、いっしょに笑って欲しかったんだけどね。
つらいとき、悲しいときほど笑っちゃえって言うじゃないですか。
という訳で、そのときの自虐ネタの一部を以下に公開！
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◇その1 【ローライズビキニブリーフを生まれて初めて購入し、はいてみたとき。】
KenU：「このパンツだと面板にかぶさらなくて、すごくいい感じ。」
KenU：「でも、見た目が、なんかセクシーだよね？ 半ケツだし。 ほら、みてみて。」
妻：「ほんとセクシー。 襲われないように気を付けてね。」
KenU：「大丈夫。 ケツの穴ないから。」
妻：「・・・・・・・」（沈黙）
KenU：「ぎゃははははははは」
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◇その2 【NHKのTV番組を見ていたとき。】
妻：「この鳥、なんていうの？」
KenU：「・・・・・・・」
妻：「ふーん、ケツァールか。」
KenU：「ケツナーイ」
妻：「もう」
KenU：「はははは」
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◇その3 【NTTドコモのTVCMを見ていたとき。】
テロップ（スマートライフ）
KenU：「ストーマライフ」（ぼそっと）
妻：「・・・・・・・」（沈黙）
KenU：「ふっ」
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◇その4 【高速道路を運転していたとき。】
妻：「スマートICって何？」
KenU：一応、説明してから・・・
KenU：「ストーマIC」
妻：「はいはい、わかった。 もういいから。」
KenU：「えへへ」
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今の世の中、「スマートなんとか」という言葉や商品が溢れています。
スマートチケット→ストーマチケット→給付券
とか
スマートボディー→ストーマボディー
などなど、すぐに連想してしまっていましたね。
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ということで、相方が人工肛門になって自虐っても、怒らずに聞いてあげてください。
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[2016/10/31追加]
上の記事を書いてから7か月。
でも、まだ時々、自虐ねたが時々出てしまいます。
今日は、道路に車にはねられた動物の死骸があり・・・
KenU：「うわっ！ 内蔵飛び出してる」
KenU：「あっ、俺も大腸飛び出してるんだった（笑」
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夜、NHKのTV番組プロフェッショナル”世界が驚いた！ロボット開発者スペシャル”を見ていて・・・
NHK：「・・・ロボット、人工知能を搭載。」
KenU：「ふっ。俺、人工肛門搭載！（笑」
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